現在派遣保育士として半年間働いている私ですが、ちょっとしたメリットデメリットを書いてみようともいます。この記事を見て派遣を考えている人や派遣の事がよくわからない人に知ってもらえればと思います。
そもそも派遣保育士って?
派遣保育士とは派遣会社に登録し、その派遣会社から出ている求人の保育園に派遣される(保育園の直接雇用ではない)保育士のことです。
メリットは?
- 派遣の担当が全部やってくれる:見学の日程調整・当日の進行・自分の意向を伝えてくれる等、園との連絡は全て派遣会社がやってくれます。
- 面接が無い:派遣は派遣法という法律で面接はしてはいけないと決まっています。気になる求人があれば見学し、条件が合えばそこで決定となります。
- 任期が決まっている:私は3カ月ごとの更新としていますが、半年や一年等自分の働きたい希望や園の希望に合わせて任期が決められます。
- 時給が高め:直接雇用の保育補助より時給は高めに設定されています。
- 責任がある仕事が少ない:基本的には保育補助の求人が多いので、保護者対応は殆どなく書類はおたより帳程度(私はやったことないです)が多いです。
- 人間関係が楽:園の直接雇用の職員ではないので、園内の人間関係に悩むことは殆どありません。
- 子どもと沢山関われる:担任になると子どもの見守りだけでなく、おたより帳等の記入やその他の事務仕事等に追われ、純粋に子どもと関わる時間がどうしても短くなりますが、そこを補う仕事なので子どもと関わっている時間が長いです。
- 幅広い年齢と関われる:保育補助かつフリーという立場になると固定でクラスに入る事が少ないので、時間や日によって入るクラス(年齢)が変わります。
- 任期が終われば辞められる:どんなに自分と合わない園でも任期が満了になればスパッと辞めることができます。
- 働き次第では常勤になれる:勤務態度次第では園から直接雇用のオファーが来ることもあります。園の内情まで知っているのでその気があれば嬉しいお誘いです。
デメリット
- 雇用が不安定:補欠要因で派遣を雇う所が多いので、直接雇用の職員が増えれば自身が更新したくても契約更新ができない場合があります。
- 長くても同じ園で3年しか働けない:どんなにいい環境であっても同じ園での最大の任期は3年と決まっています。
- ボーナスや手当はない:園によっては非常勤(パート)にもボーナスを出してくれる園もありますが、派遣にボーナスや処遇改善手当の様なものはありません。その代わりに時給が高めなのです。
- 担任がやりたい人は物足りなさを感じる:私は担任がおなか一杯だったので補助で十分なのですが、やっぱり自分のクラスが持ちたいと思う人もいるみたいです。
- 話に入れない時がある:職員同士の話の中に入って行けず気まずい時もありますが、私はそこに入りたいと思わない人なので気楽さを感じています。
- 任期のうちは辞められない:よほどの理由がない限りを除いては任期内で辞めることはできません。なので半年・一年の契約で働く人は合わなかった時が地獄だなと思います。
まとめ
私が今の所感じたメリット・デメリットはこのような感じです。幼稚園で長く働いていたので保育士という仕事で直接雇用される事にかなり不安があったので私はまず派遣で勉強するという道を選んだのですが、沢山の先生の保育が見られ参考になる所や子どもと沢山関わる事に楽しさを実感しています。また自分が本当にやりたい事や適性も分かってきたので派遣はとてもいい経験になりました。
コメント